「イスラームは、平和を説教する偉大な宗教だと私は信じています」と、ジョージ・W・ブッシュは今日、9.11の余波で彼が用いた「イスラームは平和です」というフレーズを想起しつつ、アラビア語のテレビ局で語った。
[コメント]
(1) この発言は、イスラームの本質に関して、大統領の増大中の現実主義を何年間も記録に留めてきた私にとって、強烈な失望である。
(2) しかし、ショックではない。というのは、中間期に、彼はもっと強健な諸政策を一定して放棄してきたからだ。
(3) 心覚えに、「イスラームは平和を意味しない」。
(4)「平和」とは、非常に捉えどころのない語である。ソヴィエト連邦は「ミール」(小作人共同体)にこれを、「ミール」にあれを、と強調して皆を疲れさせた。 もちろん、皆が平和を欲している。だが、彼自身の用語においてだ。この意味では、ヒトラーでさえ平和を欲したのだ。
(2007年10月4日記)