少なくとも四年間、カナダのハリファックスにある聖マリア大学で、経営学のカナダ人教授であるエジプト生まれのジャマル・バダウィは、過激なイスラームの護教者として脇に寄せられているのだが、継続供給をした。「クルアーンの中で'聖戦'という語を見つける誰にでも100万ドル」。もちろん、バダウィは正しい。イスラーム啓典は'harb muqaddasa'の語も、いかなる同意語も含まない。
同じ精神で、「エルサレム」(Iliya, Al-Quds, Bayt al-Maqdis)の名をコーラン中に見つける誰にでも、私は100万ドルを差し上げる。隠喩、直喩、寓喩、暗示、差し引き、暗示の言及は数えない(し、特に17章1節ではない)が、標準的なエジプトのテクストを用いて、ただあの都市に言及している受け入れられた固有名のみである。5章110節と16章102節の'Ar-ruh al-qudus'は'Al-Quds'のように見えるかもしれないが、「聖霊」(holy spirit)を意味し、エルサレムとは関係がない。
そして、完全に明らかにするために、この競技への全参加者の唯一の審判に私はなろう。
(2006年1月4日記)