移民研究センターは、合衆国の外国生まれは4130万人を計上すると考えている。6人の大人に1人である。1980年の2倍以上だ。
この巨大な増加の衝撃を正確に測定する、多くの方法がある。ここに、一つの小さな、だが手応えのある方法がある。
私はちょうど、2015年度の医療保険選択に関する独立青十字(IBX)から書類を受け取ったところだ。私が驚いたのは、この超決まり切った郵便が、健康あるいは薬の計画について持つかもしれない、どんな質問にも答える「無料の通訳サービスを提供する」二面シートの「多言語通訳サービス」を含んでいることである。IBX が、フランス語のクレオールからタガログ語から広東語までの17言語でこのサービスを利用可能にするばかりでなく、英語をその一つに数えていることである。まるで、まさにもう一つの言語であるかのように!それ以上に、使用者の圧倒的大多数によって話される言語名をねじ曲げてさえいるのだ。ご自分で読んでみよ。「英語/言語を話す者がお手伝いいたします」。
[コメント]
(1) 英語がただもう一つの言語にだと解釈されることは、気が狂った多文化主義を指し示す。
(2) これらの翻訳サービスを助成することは、IBXの英語話者にとって保険料を静かに増やす。
(3) なぜ、ただ16の外国語なのか? 中東にのみ自分自身を限ってみても、アルメニア語、ベルベル語、クルド語は言うまでもなく、ヘブライ語、ペルシャ語、トルコ語が欠けている。それに、もし中国語が二つの方言を格付けするならば、アラビア語やクルド語もそうすべきだ。幾つかの方言は、相互に理解不能である。論理は、16言語ではなく、例えば、160言語あるいは1600言語でさえ要求する。
(4) アラビア語の文字は右から左へ行くけれども、アラビア語の数字は左から右へ行く。だから、アマチュアがこれを取り違えているのを見ることは楽しい。
(5) もしありふれた保険事項が「無料」通訳に値するならば、一方の医療人と他方の患者の間の遙かにもっと重要な会話も、確かに「無料」通訳に値する。これはどこで終わるのか?
2014年10月1日追記:マサチューセッツ基盤の医者が「メディケアあるいはメディケイドでカバーされる全患者に、彼らが話す言語に関わらず、無料で通訳サービスを提供するよう法律で要請され」ていると、私に知らせている。そして、証拠としてマサチューセッツ州メディカル協会からのこれを送っている。
通訳提供の指針:1964年公民権法の第VIは、メディケイドあるいはメディケアのサービス提供者を含めた連邦資金を受け取る人々に、話す言語を含めた出身国に基づく差別を禁じる。従って、メディケイド、メディケアあるいは、他の連邦資金プログラムに参加する医師は、口頭言語の援助を提供することによる、限られた英語能力を持つ個人全員のためのプログラム(「LEP個人」)への有意義なアクセスを確保しなければならない。
[コメント]この要求の無限定の幅に注目せよ。いかなるサービスのためのいかなる言語も、である。それほど多くの医者が、連邦資金で患者を放棄することを夢見るのも、ほとんど不思議ではない。
2014年10月8日追記:カリフォルニア基盤の医者がカリフォルニア法SB 853を指摘する。州内の全健康計画は、困難さや費用に関わらず、メンバーにアクセスする言語を確保するよう要請する。
(2014年9月29日記)