『電子版ナショナル・レビュー:コーナー』と同時掲載
・ワシントンD.C.と共にイスラエル政治について語りつつ、『電子版ナショナル・レビュー』が専門家に尋ねた。「大統領選挙の年に入り、健全で責任あるイスラエル政治とは何か?」他の8名の回答は、ここをクリックのこと。
二つの前提が、私の好む対イスラエルの米国政策を形作っている。
否定的な面では、二つの国は、中東由来の同じ敵を持ち、同じ問題に苦しんでいる。顕著なところでは、大量破壊兵器、戦争、テロ、海賊行為、乱脈、暴虐、難民、麻薬取引、偽造、石油と天然ガスの崩壊、急進的イデオロギー、陰謀論などである。それ以上に、敵を共有している。反米主義と反シオニズムは、一方が普通は他方を導いている、いとこだ。
アバ・エバンを間にトルーマンとベン・グリオン。 全てはここから始まった。 |
これらの否定と肯定を合わせると、自明の政策の結論を指し示す。協力し、相乗作用を求め、共有された目標に向かって働け。オバマとは逆に、指導者層の間で夜明けを回避せよ。静かに効果的に、相違と対処せよ。二つの政府は根本において合意し、分裂しないだろうと皆に公知せよ。
これを試してみよ。そうすれば、イランの核強化からアラブ動乱までの現存する諸問題が、どのように、それほど恐るべきではないと見え始めるかがわかるだろう。(2012年3月6日記)