アラビア語雑誌『アラブの故郷』(Al-Watan Al-Arabi)は、本日付の号で、国務省の近東事情局の報道公共外交オフィスの所長アルベルト・フェルナンデスへの長いインタビューを掲載している。民主化と大中東プロジェクトについての議論で、質問者は私の見解を取り上げた。「ダニエル・パイプスさんは、それについて疑義を抱いています。問題は、もし中東で総選挙が起こるなら、イスラーム主義者達が勝つことだろう、と彼は言っています」。
フェルナンデスは答えた。「ダニエル・パイプスはアメリカ政府を代表していませんし、明確なアメリカの立場を説明するためにパイプスに視線を向けることは、私の遺憾とするところです」。
[コメント]そして、フェルナンデスがこれよりましな回答を奮い起こせなかったことは、私の遺憾とするところです。(2006年8月2日記)
2007年2月23日追記:アルベルト・フェルナンデスが誰かを知るには、ミシェル・マルキンの「アル・ジャジーラお気に入りの国務省代弁者」をご覧ください。