アラブ・イスラエル紛争の狂暴と暴力の真最中であるが、僅かならぬ数のパレスチナ人、アラブ人、ムスリムが、ユダヤ人国家に対する敬意を保ち続けている。彼らは、この問題の潜在的な解決を表象している。それで、彼らの見解は、常軌を逸したものより、もっと重要である。よりよい未来の前兆となることを期待しよう。さしあたりここでは、必要であれば更新することにして、この主題に関する私の著述を時系列に列挙する。(2008年1月2日記)
- 1994年2月11日付『前進』紙掲載「イスラエルを賞賛するパレスチナ人達」。かなりの糾弾の中で、一筋の希望を見出しながらのオスロ宣言後の報告。
- 2003年7月24日付 ダニエル・パイプス公式ウェブサイト「何人のアラブ人とムスリムがイスラエルを承認するか」。約20パーセントが、一般にユダヤ人国家と共に生きる意欲を示唆している。
- 2004年8月26日付 ダニエル・パイプス公式ウェブサイト「カナダの親イスラエルのムスリム達」。カナダの調査研究からの肯定的な結果に関する報告。
- 2005年春号『季刊中東』誌掲載「イスラエルの地獄はアラファトの天国よりもましだ」。イスラエルをよく思っているパレスチナ人達についての私の主な記録。二つの話題「パレスチナ自治政府は結構」「アラブ政権よりもイスラエルの方が好き」を含む。
- 2005年4月13日付 ダニエル・パイプス公式ウェブサイト「ハマスはイスラエルよりもシャロンよりも悪い」。この話題を継続して更新するウェブ記載項目。
- 2005年7月6日付『季刊中東』誌掲載論文の要約「イスラエルに執着するパレスチナ人達」
- 2008年1月2日付『エルサレム・ポスト』紙掲載「イスラエルの方が好きなパレスチナ 人達」。エルサレムの一部から撤退するイスラエルの主導に対するパレスチナ人の応答記録。
- 2009年3月26日付『エルサレム・ポスト』紙掲載「イスラエル創生を助けたパレスチナ人達」。1917年から48年までの期間に親シオニストのパレスチナ人達の援助があまりにも累積しているので、「イスラエル国家が彼らの貢献なしに存在するに至れたのかどうか」と結論づけている。
- 2012年1月17日付『電子版ナショナル・レビュー』誌掲載「パレスチナ人の『帰還権』の終焉」