もしも私のように、たまたま保守的立場でシャリーア法に服従したくなければ、自己表現について誹謗中傷される心構えをしなさい。しかし、悪口雑言よりももっと興味深いのは、事実ミスである。何度も何度も私は―非常に多くの保守派達のように―自分の言葉や意図が絶えず歪曲されてきて、記録を正さなければならなかった自分を見出している。
そのような事例の多数を一緒に集めて、「訂正部門:私に関する他者の事実ミス」と題してウェブサイトに掲載した。ついでに、必要に応じて追加されるであろう一覧表に(悲しいことだが必要とされるだろう)、特に賑やかしく、容易に論証できる歪曲事例の幾つかを書き上げた。
- 2004年9月27日付 ダニエル・パイプス公式ブログ「ニューズウィークの『展望鏡』は取り違えている」。フセイン・イビアーとロレイヌ・アリは徒党を組み、事実がこと切れている。
- 2004年12月28日付 ダニエル・パイプス公式ブログ「日系人強制収容とCAIRと私」。ファン・コールは単純な言葉が読めない。
- 2005年7月19日付『ニューヨーク・サン』紙掲載の「カナダ・イスラーム評議会:あるイスラーム主義者の謝罪」。ワヒダ・ヴァリアンテは自分の誤りの代価を支払っている。
- 2005年8月29日付『歴史ニュース・ネットワーク』掲載の「パイプスの世界観への矯正策」。ベディウズザマーン・サイド・ヌルシ(1877-1960)というトルコのイスラームの人物に関する本の著者二人は、私が書いていることを台無しにしている。
- 2006年2月21日付『ニューヨーク・サン』紙掲載の「デンマークの戯画事件と私」。クリストファー・ボリンは、私に関する噂を始めている。
- 2006年5月12日付『電子版フロント・ページ誌』掲載の「キャンパス・ウォッチは陰謀の一部なのか[ミアシャイマー=ウォルトと『イスラエル・ロビー』について]」。ジョン・J・ミアシャイマーとスティーブン・M・ウォルトという強力な二人組は、4年以上、4回も、キャンパス・ウォッチとの関連で私に言及したが、毎度、キャンパス・ウォッチについて過ちを犯している。
- 2007年3月5日付『電子版フロント・ページ誌』掲載の「タリク・ラマダンは[マグディ・アラムについて]嘘をついているか?」タリク・ラマダンは抜群のイスラーム主義者であるが、彼も出席した2007年のロンドン会議の席で、私が述べたことをでっちあげている。
- 2007年9月7日付『電子版フロント・ページ誌』掲載の「私に対するCAIRの汚い策略」。北米の最も攻撃的なイスラーム主義組織は、第三帝国に匹敵する。
- 2008年7月14日付『歴史ニュース・ネットワーク』掲載の「中東研究の問題:微視的調査」。ヤハヤ・サドウスキとヤクブ・ハラビが私を誤って引用しているのを見破った。
- 2008年9月17日付 ダニエル・パイプス公式ブログ「謝罪と撤回と訂正を勝ち取る私」。誤りについての歯を食いしばった承認の一覧表。
- 2009年6月26日付 ダニエル・パイプス公式ブログ「ユダヤ民主党協議会と私」。イラ・N・フォーマンは自らつまずいている。
- 2010年3月16日付 ダニエル・パイプス公式ブログ「リンダ・サルソールの風船をはじいて」。ウェブサイトのPipeLineNews.org.と私をリンダ・サルソールは混同している。
[コメント]
(1) 左翼とイスラーム主義者達に関して、彼らがまっすぐに読めないことは何か?ポスト・モダニズムあるいは並みの古い見かけ倒しの習慣の影響か?
(2) ここには相等しいものがない。左翼やイスラーム主義者達で、言語道断の過ちの一覧表を集めた、ないしは集めることのできた人を、私は知らない。