テヘラン発-中東フォーラム会長のダニエル・パイプスは、イラン核取 引は、公には共同包括的行動計画と呼ばれているが、「国際的に人気がある」と述べている。
『テヘラン・タイムズ』紙との独占インタビューで、パイプスはまた、ドナルド・トランプ大統領による異議にも関わらず、「共同包括的行動計画(JCPOA)は永久であるようだ」と言う。
以下は、インタビューのテクスト全文である。
『テヘラン・タイムズ』紙(以下TT):トランプ大統領は、最初にイラン核取引共同包括的行動計画(JCPOA)を廃止すると宣言し、その後、新たな交渉を要求しました。事実上、彼はJCPOAを受け入れるのでしょうか?
ダニエル・パイプス(以下DP):そのように見えます。選挙キャンペーンの間に、取引が「災難」で「今までに交渉された最悪の取引」と呼ぶことは、最近の合意検証から膨大な距離があります。初期トランプ政権の特徴が速やかに変わることを考慮すれば、予測することは非常に困難ですが、JCPOAは永久であるようです。テヘランへの圧力は、他の非核型、特にジハード暴力を取っています。
TT:もしトランプ大統領がJCPOAを廃止するならば、合衆国の同盟の反応はどうでしょうか?
DP:取引は国際的に人気があります。えぇ、幾つかの中東の同盟諸国、特にスンニー派アラブ諸国とイスラエルは、合衆国政府によるJCPOAの廃棄を歓迎することでしょうが、その他の大半の反応は、極寒には冷淡であることがあり得ます。
トランプもハメネイもJCPOAのファンではない |
TT:トランプ大統領は、JCPOAが合衆国にとって良い取引ではないと語っています。JCPOAよりもましな取引が可能だと思われますか?全関係者が同意する交渉というものですが。
DP:別の取引という再交渉を、私は想像できません。イランの最高指導者や多くの他の人達が、JCPOAのことを高く考えていないのです。それで、現行のものよりも、ワシントンに与える新取引に合意していると見ることは、困難です。
TT:イランに対する一般的なトランプ大統領の外交政策は、何ですか?
DP:トランプの中東旅行は、イランの脅威が当該地域の組織中の原則だと見なしている程度を暴きました。「イランと共に起こったことは、中東の多くの地域をイスラエルに向けてもたらしてきた」。テヘランを巡る(そして、より少ない程度にISISを巡る)共通の恐怖が基盤のようです。アラブ・イスラエル同盟をその上に作り上げ、それでパレスチナ・イスラエル紛争を解決することを彼は計画しています。大半の観察者のように、この壮大な計画が失敗すると私は予測しますが、彼は決断しているようです。