合衆国大統領選での共和党の勝利は、イラン取引の崩壊の結果となるかもしれない、とアメリカの政治論客のダニエル・パイプスは述べる。
合衆国国防総省と国務省に仕えたことがあり、今では中東フォーラムを率いているパイプスは、イランと署名した合同包括行動計画(JPCOA)を「大変非常に奇妙な取引」だと描写した。
「その(イラン)取引は生き残らないかもしれません。もし、民主党員が勝つならば、多かれ少なかれ、現在の体制政策の継続でしょう。バーニー・サンダースは左派に動くでしょうし、ヒラリー・クリントンは中道に動きます」と、彼は木曜日に『ヒンドゥスタン・タイムズ』紙の編集者に語った。
「ですが、もし共和党候補が次の合衆国大統領になるとすれば、2017年1月20日にする第一のことは、イラン取引を引き裂くことでしょう」。
イランの核装置が「取り出されて」いる方をより好んだだろう、とパイプスは述べた。「取引はイランに核兵器への道を提供します。これは、終末の日について考え、核兵器ですることを知っている体制です」と付け加えた。
西アジアに焦点を当てる歴史家は、テヘランの現行体制の長命に関して疑念を表明した。「イラン・イスラーム共和国は、あまり長い間、前方にはないでしょう。それは運命づけられています。1970年代のソヴィエト連邦のように、国内で体制に対する敵愾心があると、私は見ています。...強力で攻撃的ですが、沸騰したままに留まります」。
パイプスは、イスラーム国(IS)がグローバルな安全にとって深刻な脅威を与えると述べた。「私は、イスラーム国が非常に長く続くかどうかは疑っています。なぜならば、あまりにも多くの敵がいるからです。しかし、リビアやイエメンのような他の場所で現れ、世界の他の場所の個人を鼓舞する潜在性があります」。
その下でトルコが「ますます独裁的に」なってきたと言いつつ、彼はレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に批判的だった。「長期的には、イラン以上に、トルコは大問題でしょう」と、彼は述べた。
エルドアンはトルコの近隣諸国全部との絆を緊張させてしまい、世俗的な精神的な拠り所から過激なイスラーム主義に向けて、国を押しやっている。
パイプスは、西アジアにおけるインドの関与と対テロ戦争は、ニューデリーが経済成長に焦点を当てているので、期待された路線であると信じている。だが、中国のように、インドは厳しい決断をする必要があるだろうと述べた。