注:より明確に、より正確にするため、このトランスクリプトを編集した。DP
ダニエル・パイプスは影響力のあるアメリカのシンクタンクである中東フォーラムの設立者で会長である。ドナルド・トランプのイスラームに関する最近の所見がアメリカを狼狽した状態のままにするので、イスラームの「過激」対「穏健」を巡るアメリカの見解、グローバルにアメリカは宗教過激主義を追加されるべきかどうか、合衆国大統領選で誰を支援しているかについて、ニュー・デリーでP・ラメシュ・クマールにパイプスは語った。
貴組織について語ってください。
中東フォーラムは1994年に設立されました。三つの主な活動があります。例えばシリアで勝利する方法を人々に導くことのように、知的であること、キャンパスや議会や法廷での活動を含めて、作戦的であること、同盟の個人や組織のために資金を集めることのように、博愛的であることです。
シンクタンクとは、応用学術です。ちょうど工学が応用科学であるようにです。我々は実に応用歴史、政治などに応用しています。私は訓練された中世史学者です。西アジアの過去に関する私の知識を、現行状況に応用しています。
一般人や政策形成者に、識見や情報を我々は提供します。
貴組織はイスラーム恐怖症だとも呼称されています。
馬鹿馬鹿しい非難です。十年以上も私は言ってきました。「過激なイスラームは問題だ、穏健なイスラームは解決だ」と。それが含意するように、私はイスラームを恐れていないし、憎悪してもいません。ですが、イスラームの一定の極端主義者を実に憎悪しています。ちょうど多くのムスリムがそうであるようにです。私はイスラームの過激版に反対して働いています。
しかし、イスラームに関するご見解に深く批判的な分析家もいます。現行の政治背景を考慮すると、どのようにお立場を定義されますか?
今日の合衆国では、本件に対して三つの主な立場があります。
エスタブリッシュメントの立場は、問題はテロリズムないしは暴力的な急進主義である、と言います。換言すれば、イスラームとは関係がなく、どこからも出て来ていない、と。それは政治家、警察、検察官、報道、教授の立場です。なぜならば、イスラームについて語らないことは、もっと簡単だからです。
他の二つの立場は、イスラームと関係があることに同意します。それらの間には一つの重要な相違を伴います。第二の立場は私のもので、全体としてのイスラームではなく、イスラームの型であると考えます。反イスラミストのムスリムは、この型のイスラームを打ち負かすことができますし、我々はムスリムの敵共を打ち負かすために、ムスリムの同盟達と共働すべきです。
第三の立場は、イスラームそのものが過激な型である、と言います。それは、一時的なものを永久のもの、部分を全体だと混同するのです。
過激なイスラームと穏健なイスラームの間の識別をされますが、ムハンマド戯画論争のような諸問題に関するお立場は、明らかに穏健派を支援してはいませんでした。ご説明いただけますか?
西洋では、冒涜の権利も非常に多く含む言論の自由があります。もしモーセやイエスをからかいたいならば、そうすることは自由です。しかし、ムハンマドのことになると、規則は異なります。私はその不一致を拒絶して、イスラームに関して同じ権利を主張します。
西洋では、18世紀のヴォルテール時代以来、宗教人物を攻撃する権利が樹立されてきました。ムスリムの時代は、それに適応する必要があります。
ヴォルテール |
合衆国では、聖書を燃やすことはできるかもしれませんが、クルアーンを燃やせば、大統領からそうしないように電話を受けます。もし特別な保護をイスラームが得るならば、卓越を意味します。私や他の多くの人々は、それを受諾しません。
しかし、グローバル文脈では、西洋はしばしば矛盾する政策でイスラーム国のような超極端集団に資する環境を作り出してきませんでしたか?
イスラーム国ほど大きいものであれ、交通渋滞ほど小さいものであれ、何でも起こることに対して西洋権力を非難する傾向が、西アジアにはあります。対照的に、西アジアの人々は、自分自身の運命を作り、自身に責任があると私は考えます。えぇ、合衆国、英国その他は確かに幾ばくか役割がありますが、自身の問題を学ばなければならない西アジア人自身の役割と比べれば、小さいものです。
西洋は、アフガニスタンのソヴィエト侵攻の間、オサマ・ビン・ラディンに梃子入れすることによって極端主義を搔立てませんでしたか?
合衆国政府は、アフガニスタンでのソヴィエトに対する戦闘の間、オサマ・ビン・ラディンを支援しませんでした。さもなければ、示す誰にでも私は挑戦します。
支持と言えば、合衆国の選でどなたを支援されていますか?
トランプに、私は反対です。彼は道化師で、誇大妄想的で、受け入れ不可能です。
ヒラリー・クリントンに、私は反対です。クリントン装置全体は、気に食わないし、不正直で貪欲です。
失敗した19世紀の社会主義者の識見を復興させているサンダースに、私は反対です。
クルーズが残ります。概して、彼の見解に私は同意しますし、彼を素晴らしい人間だと考えています。