イスラエル国防相による演説が、議論のお膳立てをする。エルサレムがテヘランを脅かすのか、それとも、その逆か。ダニエル・パイプスがアンサー連合のブライアン・ベッカーと討論した。
12分45秒時点の会話抜粋。
パイプス:合衆国政府がイランの核設備を爆破すべきだと、私が考えるかって?絶対です。そして、早ければ早いほどましです。
司会:いえ、イスラエルがそうすべきなのですか?
パイプス:私は、合衆国政府がそうすることの方を好みますが、もし合衆国政府がしないならば、イスラエル人がそうすることを希望します。さもなければ、イラン住民、イスラエル住民、アメリカ住民、そして、その他の多くの住民を脅かす核兵器をコントロールしているテヘランの狂人がいるのです。1981年にイラクで、2007年にシリアでイスラエル人がしたように、前もってこれを取り除くことが最善です。
ここに、パイプス氏がカメラに示した二ページの内容がある。
1.イランはイスラエルを定期的に攻撃するハマスへ資金と武器を提供。
2.イランはイスラエルを定期的に攻撃するヒスボラへ資金と武器を提供。
3.ホメイニーは政権を握った際、「イスラエルを絶滅せよ」と要求した(1979年)
4.イラン大統領のモハンマド・ハタミ:「本当の合法的な法律を遵守するならば、我々は全イスラーム世界を動員すべきである。シオニスト体制と鋭く対決するために、...もし我々がコーランを遵守するならば、我々全員は殺すために動員すべきだ」(2000年)
5.アヤトッラー・アリ・ハメネイ:「当該地域の地図からイスラエルを消し去ることが、イラン・イスラーム共和国の使命である」(2001年)
6.ヒスボラ指導者のハッサン・ナスララー:「もし彼ら(ユダヤ人)が全員イスラエルに集まるなら、世界中で彼らの後を追い回す厄介事から我々を救うであろう」(2002年)
7.イラン大統領マフモード・アフマディーネジャード:彼は繰り返し、イスラエルが「地図から抹消される」ことを要求した(2005年)
8.ナスララー:「イスラエルは我々の敵だ。これは、攻撃的で非合法で違法の実体で、我々の土地に将来がないものだ。その運命は我々のモットー『イスラエルに死を』に明白である」(2005年)
9.イラン革命防衛隊の司令官ヤフヤ・ラヒーム・サファヴィ:「神の助けで、シオニスト体制の死刑判決の時がやって来た」(2008年)
10.ムスタザファン基金のハメネイの代表モハンマド・ハッサン・ラヒミアン:「必要な時、イスラエルを大ホロコーストでそっくりそのまま置換する[ママ]ことを我々に許すミサイルを製造してきた」(2010年)
11.バスィージ民兵部組織の司令官モハンマド・レザ・ナクディ:「我々は、家具を詰めて国に帰るよう、彼ら[シオニスト達]に勧める。そして、もし彼らが留まることを主張するならば、到着する間に、スーツケースを詰める時間さえないであろう時を知るべきだ」(2011年)
12.ハメネイ:「シオニスト体制は、取り除かれるであろう癌のような腫瘍である」(2012年)
13.専門家集会のメンバーであるアハマド・アラモルホダ:「イスラエルの破壊はイラン・イスラーム共和国の考えで、イラン・イスラーム体制の柱の一つである。我々は、イスラエルとの戦争に行く意図がないと主張できない」(2013年)
14.ナスララー:「イスラエルの除去は、パレスチナの利益のみではない。ムスリム世界全体とアラブ世界全体の利益である」(2013年)
15.諸大学の最高指導者事務局の補佐官ホジャテレスラム・アリレザ・パナヒアン:「当該地域のイスラーム系の人々がイスラエルを破壊し、このシオニスト基盤から世界を救う日が来るであろう」(2013年)
16.革命防衛隊のハメネイの代表であるホジャテレスラム・アリ・シラジ:「シオニスト体制は、まもなく破壊され、この世代はその破壊の目撃者であろう」(2013年)
17.ハメネイ:「犯罪を惜しまない、この野蛮で狼のような幼児殺しのイスラエル体制は、癒しではなく絶滅されなければならない」(2014年)
18.革命防衛隊の副長ホセイン・サラミ:「我々はお前達[イスラエル人]を家から家まで追いかけ、パレスチナでの我々の殉教者の血のあらゆる一滴のために、復讐するであろう。これは、イスラーム諸国がお前達の敗北に目覚める出発点である」(2014年)
19.サラミ:「どのようにシオニスト体制がゆっくりと世界から消されているか、今日、我々は気づいている。そして本当に、まもなく、地球惑星上にシオニスト体制のようなものはなくなるであろう」(2014年)
20.パレスチナのインティファーダ支援委員会の事務局長ホセイン・シェイホレスラム:「イスラエルの破壊の件は、その手法が何であれ、重要である。シオニスト達を破壊する件に関して、我々は明らかにホメイニー師と指導者の戦略を施行するであろう」(2014年)
21.ハメネイはイスラエルが「絶滅させられ」るよう要求した(2014年11月10日)
22.革命防衛隊の最高指揮官モハンマド・アリ・ジャアファリ:「革命防衛隊はシオニスト体制の終焉まで戦うであろう...この悪の縮図が当該地域の地政学から全く削除されるまで、我々は安心しないだろう」(2015年)
23.イラン革命防衛隊の高官ムジュタバ・ドゥ・アル=ヌール:イランは、最高指針によって前進を与えられた後、「シオニストのロケットの埃が我々に届く前でさえ」6分か7分以内でテル・アヴィヴの中心に到達できるロケットを持っている。(2015年2月23日)
24.イランのバスィージ民兵司令官のモハンマド・レザ・ナクディ将軍が2015年3月末に:「地図からイスラエルを抹消することは、交渉に上がっていない」。(2015年4月1日)
25.イスラーム革命防衛隊のハメネイ代表のモジュタバ・ゾルヌール:「イラン・イスラーム共和国の政府は、イスラエルを破壊する聖なる許可を持っている。...聖なるコーランは、イラン・イスラーム共和国にイスラエルを破壊することを許可する。...イランが核プログラムをあきらめても、イスラエルを破壊するために、この国の決意を弱体化しないだろう」。(2015年5月12日)