(1974年と1977年に第1-第3巻が出た)記念碑的なドキュメンタリー・シリーズを開始して、シナイ合意からパレスチナ解放機構との対話を開く合衆国政府の決心までの全てをカバーする2000ページ近くの文書を、ムーアは提供している。編集者は法学教授で、出版物がアメリカ国際法学会の支援なので、解決や政府宣告と同様に、紛争の法的側面を贔屓にして、予測可能な偏見を有している。だが、全くの大量かつ多様な文書があまりにも素晴らしいので、国際法の機能について懐疑的な我々のある者達でさえ、不満を述べる理由が全くない。ムーアの勤勉さは、アラブ・イスラエル紛争外交に学究的な関心を持つ全ての人々にとって大きく役立つ。