ビデオ・クリップの紹介:
イラン政府の英語テレビ番組『プレスTV』に出演しました。ユーモアのセンスのある人が『ニュース分析』と呼んだものです。その25分の番組は、過去35年間の自分のテレビ出演で、最も軽はずみで間抜けなものでした。
表向きの話題は、ちょうど署名したばかりの6330億米ドルの「国防予算法」および、特に1248節の「イラン・イスラーム共和国放送に関する制裁賦課」すなわち、プレスTVそのものへの制裁でした。
事実、左翼の陰謀家であるケヴィン・バレットとジョー・アイオスベーカーという二人のパネリストが選ばれたおかげで、その番組は、国防予算法の1248節のような非常にありふれたものに、ほとんど触れませんでした。その代わり、9.11が「親イスラエルのクーデター」で、合衆国政府が世界中で拷問部屋を運営してきたというような、とっておきの断片に触れることができました。実際、拷問者だと私が非難されているのを、視聴者はお聞きになったでしょう。
逸脱者の踏み外しをご覧ください。
品位としてはよくないけれども、プレスTVのような番組に私が出演するのは、普段は私の声を聞くことがないであろう人々に影響が及ぶ機会を提供するからです。頭痛の種に値すると、私は考えるに至っています。
ダニエル・パイプス