エドワード・M・ケネディ上院議員は、もう一つの小さな個人抗争に勝利し、国はより困窮している。
ブッシュ大統領が、約70名の研究者を有する小さな政府系シンクタンクである平和研究所の役員理事に、中東専門家のダニエル・パイプスを休会任命することを決定した。パイプスは上院の承認に直面する必要がないが、来年の上院期間の終わりに去らなければならないということを意味する。換言すれば、国は、通常の4年の役員期間の代わりに、彼の務めを約15ヶ月間受けるということだ。
最も純粋な戯言というコメントだが、パイプスの記録が「相違に橋を架け、紛争を防止する関与を反映」しなかったという理由で、ケネディは反対を率いてきた。他のリベラル派は、パイプスを偏屈者だと呼んだが、それは単なる嘘である。
相違に橋を架け、紛争を防止することは、紛争解決に関する調査の促進や評価はさておき、何が相違なのか、誰の間で、どこでどのように紛争が持ち上がりそうかを知ることを助ける。学究的な仕事において、彼が率いているフィラデルフィアのシンクタンクで、(今日も含めて、本紙は発表してきたことが誇りだった)論考文で、戦闘的イスラームの脅威、政財界で初の人だった危難に対する注意を、パイプスは呼びかけてきた。
イスラームは多くの脈略の巨大な綴れ織りであり、今では、テロと抑圧を支援するという主張をする戦闘士と、そのような犯罪のために信仰の支援を何ら見出さない多数派の間の戦場である。多数派が優勢である文明にとって、それは重要である。
パイプスの警告は、彼を反イスラームには全くしない。我々は、たとえあるとしても、パイプスが実際に書いてきたことは何か、ケネディ自身は多くを読んでこなかったのではと訝る。もし読んできたならば、上院議員はそれほど馬鹿ではなかったことだろう。